中禅寺出陣。
この日の朝は寒く、いろは歌を唄いながら坂を上り、
♫ 湖の 入り口なる橋 左折かな
などと季語も入れずに悠長に橋にさしかかると、路面凍結で車が止まらない・・・。
今日はきっと寒い。
13番。
強い風が湖流を生み、
さらに体感温度を今年マックスに下げ、指先はしびれ、
相棒チヌーク25は飛ばず、沈まず、思い通りの操作が出来ない。
こういう時は風裏に逃げるべし。
移動し、全く風の裏になっていない状況に苦笑し、
風の隙間を狙い、沖50M底にてリフト、そしてカーブフォール中、明確なアタリ。
コンッ♪と軽く竿先が揺れる。その引きから、大きさもいつもの位であろう、
なんだかな・・などと寄せればいつもの四捨五入50。
しかし、小顔のクセに太っている。
そして仮眠、13番にもどる。穏やか。
相棒ジグミノーにて1投目、着底後ヒトシャクリすれば、竿先がモゾモゾ。
むむ、合わせて長距離を巻いてくれば、30センチ。小さい。
結果、最近の必殺遠投釣法で釣れるサイズは、四捨五入50が濃厚だと分かってきたので、
次回はより大きな猛者がいるであろう山側に挑むこととし、男体の麓を後にする。


さて、中禅寺の前日、平日だったこともあり、ヤマメ釣りに向かった。
先行者もなく、春の雨。良い。
まず軽くお気軽な場所で少々。流れの早い所には、まだ魚がいない。
緩流帯の脇、ボサの中を意識し、流せば、早々にいい型が食らいつく。
ん〜満足!かっこよし!その後大場所もなく、魚影もなし。
川を移動し、フローティングミノーでアップで攻めながら進む。
この時、トゥイッチの効力を発見。
アップのただ巻きではあまり泳がないなと思っていたものを、
竿先を鬼の様に毎秒3回程連続振動をさせてみると、あら、俺でも喰い付きそうな魅力的な動き!
現にちっちゃなヤマメであろう魚影が狂った様にすがりつく!
浅めの瀬ではほぼ反応がないが、ここぞというポイントでは、必ず魚が躍りかかる!
しかし喰いが浅いのか針先の形状が悪いのかノリが悪い!
明くる日、晴れ、同じ場所で全く反応なし。濁りが入り始め、
これはなんだかやばいのかと思ったら田んぼの水と判明!
早々にあがり、誰もやらなそうな川に半信半疑入ってみる。
早々にチェイス。むむ、ここは誰も入っていない!
小さめな流れだが、コンスタントにチェイス、型も小さいが、
ちょっとした深みではやはりそこそこの奴らが潜んでいる!
楽しい!棚田の立体的な風景と散る間際の桜の中を釣るのもいいもんである。
数匹のヤマメ達と出会うことが出来、満足。
里川は先行者なく、そして、平日、雨がよろしいかと。
次はいよいよサクラリベンジ、あるいは中禅寺ハイキング、山側レイク。


