楽響



<   2014年 11月 ( 1 )   > この月の画像一覧


interplay

この時期はカンツリである。
オススメは平日の悪天候。ガラガラだから。
場所を変えながら、色々なトライが出来る。
様々な過去の経験として
湖の釣り、渓の釣り、本流の釣り、ありとあらゆる鱒をかけたシーンの思い出が、
脳みそのなかでピンと音をたてて、
ただの池のなかのほんの一部に、
ダイナミックな滝壺や、底の見えぬ淵、大岩の陰などを連想させる。
こうして妄想を広げることで、四角い池の中でも、
湖の釣り、渓の釣り、本流の釣り、ありとあらゆる妄想練習が可能になる。
そして、そこで新しい発見があれば、応用として、
次の解禁後の新たなトライとして準備することが出来る。

ここでわかるのは、
物事を一元的に捉えて知ったと満足することは
理解するという意味には程遠いということである。
カンツリで釣れることは1元的である。
真の目的である鱒の理解とは、どんな環境においても対応出来ること。
理解とは、
1好奇心が湧く対象の発見、それへの挑戦
2上手くいかない苦痛にもがく
3悩んだ末、ある時ふと、そうだったのかと気付く瞬間が訪れる
この順序を通ることが必須である。

ビギナーズラックとはまさに、2、3の欠如であり、
簡単にゴールにたまたまたどり着くことであり、
自慢は出来るが、体得がされていないので、意気揚々と次の機会を迎えると、
即、2の状態に陥ってしまうことである。

理解の道程に関して
生きるうえで、このステップを踏む機会が多ければ多い程いいかというと、
簡単なことほど数多くこなせることは目に見えているので、
数が多い程大した深みがなさそうである。
自分で選んだ数個の事柄にたいし、深く、嗜むことで、
数個の結果から、数個の答えを導きだす。
更に、
一つの答えについて、別の事柄で気付いた答えと比較したときに、
何だか同じような要素を含んでいるようだなと気付くと、
ああこれは間違いないなという、
理解という言葉の、更に一歩、上にある、悟りのようなものを得ることが出来る。
算数でいえば二つの方程式があることで解を導き出せるようなものである。
一つのことに打ち込むスポーツ選手よりも、二つくらい打ち込める方が、
Xの値についての真理に近づけそうだ。

いずれにせよ、お気に入りのカンツリに通い、
釣れない悩みをかかえるところから始めよう。
[PR]
by rakkyouh | 2014-11-28 00:08


気品溢れる鱒族を求めて。自己満足型随筆集
以前の記事
お気に入りブログ
その他のジャンル
最新の記事
2017 中禅寺初詣
at 2017-04-03 22:08
新潟 荒川の鮭
at 2016-12-11 22:59
アシストフック美学
at 2016-02-20 19:20
過剰な道具と夏の終わりの中禅寺
at 2015-08-30 18:15
ALASKA
at 2015-08-16 17:49
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧