楽響



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精密釣行。

わが夏のホームリバー、日光湯川。

高地のため、気温が低い!どれくらいの高地かというと、
海抜0センチから、垂直方向にだいたい1.2kmジャンプしたところにある。
夏にはうってつけの涼しい川である。

また、辿り着くまでの景色も心地よい。
途中、いろは坂では移動時間短縮を目的としたスリリングなドライビングを楽しみ、
やがて中禅寺湖を左手に眺め、今年はもうここで血眼になる必要がないのだと安堵し脈を沈め、
さらにもうひと登り、戦場ヶ原の広大な景色を楽しむことができる。

さて、湯滝の駐車場に車を停め、準備する。
下流側から入るルートもあるが、
ルアーで釣る場合、ほぼ全域を歩いた結果、上流域が面白い。
なぜなら、倒木のキワキワを攻めねばならぬ、それはそれは精緻な釣りが出来るからだ。
数ある倒木の下にカワマスは潜んでいる。
しかもキャッチ&リリースであるから、ほぼ倒木の下100パーセントに潜んでいる。

いかにこれらを誘い出すか、
これにかかっている。
底ギリギリの領域にスプーンを沈め、
倒木と川底ギリギリの隙間で誘う。
あるいは、対岸の木の根の横を通過させ、誘い出す。
定位させて誘う方法は、どうやらスレているようである。

川底、倒木、このギリギリの間を狙う感覚が面白い!
使うのは3−5gくらいのスプーンで、
中禅寺のレイク同様、縦シェイクがよく効く。
流れにのせ、縦シェイク、
いい流れに入ったなと思えばその瞬間、水中でぎらりとカワマスの反転する姿が見える。

また、人が多く、魚が警戒して数あるポイントで全くでない場合がある。
このときは、誰も投げ入れたくないような複雑絡まりポイントへ突っ込む。
そうすれば、間違いなくカワマスは飛び出してくる。
しかし、木の枝に巻き付かれ、魚は逃げ、我がスプーンが枝に刺さる。
彼らは引きが強い。トルクのある潜り系の動きのため、ますます絡まる。
このとき、バーブレスを使用すれば、多少回収率があがる。
ココゾとピンポイントで投げ入れたマニアックなポイントから、
25cmくらいの鱒を引きずり出した瞬間、おおきな喜びが得られる。
漠然と流して釣れることもある。ただ、あくまで目の前の小さなポイントを狙って
誘い出すことがこの川の醍醐味だ。
対岸に、50センチだけスプーンを流せるような、小さなエグレタ場所がある。
20回くらい投げて、ようやく思うように流れたら、やっぱしいい魚が食い付いて来た。

このような、精密精緻な釣りが、ここでは面白い!
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by rakkyouh | 2012-08-18 00:14 | トラウト


気品溢れる鱒族を求めて。自己満足型随筆集
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